2016年4月23日土曜日

那須高原の渋滞を上手く回避する方法

那須観光VirtualTours

こんにちは、私は「那須観光バーチャルツアーズ」という那須の観光情報を提供するWebページを開設しているカオリです。
このブログでは、那須観光歴20年のカオリが、何度も車で那須を訪れた経験から、那須の渋滞を回避するとっておきの方法をお伝えします。

那須には、周辺が車でいっぱいになり、とても渋滞してしまう時期が年に3回(だけ)あります。
それは、
 ・GW(後半)
 ・お盆休み
 ・秋の3連休(紅葉狩り)
です。

特にGW(後半)と秋の3連休(紅葉狩り)は、皆が一斉にお休みとなるので、注意が必要。
一気に人が押し寄せて、那須の周辺はかなり渋滞します。
「でも、せっかくのお休みだから那須に行きたい~」という方。
大丈夫、安心してください。



那須をいつも車で観光しているカオリが、東京方面から那須を訪れる際に、どうやって渋滞を回避するか?をアドバイスします。
那須周辺は、メイン道路である「那須街道」のほかに脇道や回り道が複数あり、情報さえ知っていれば、上手く渋滞を回避して那須観光を楽しむことが可能です。

なお、状況は刻々と変化しますので、最新の渋滞情報を参考に、その時々でベストと思われるルートを選択されることをお勧めします。
参考マップ(那須高原周辺のリアルタイム渋滞情報)

【基礎知識】
那須観光で使う主な道路は以下のような配置となっています(画像は「那須観光マップ」より流用)。
渋滞を避けるには特に、「那須街道」と「ロイヤルロード」を通るのをなるべく避けるというのがポイントとなりますので、まずはそれを念頭においてください。

【渋滞回避のポイント】
  1. 那須I.C.は使わずに、その前後のI.C.から那須高原にアプローチします
    那須I.C.が渋滞して高速道路を下りるための渋滞が発生することがあります。
    そして、その渋滞はそのまま那須街道に続きます。
    これに巻き込まれると、渋滞にはまり、動けなくなります。
    では、どうすればよいかというと、渋滞を避けるために、那須I.C.は使わずに、その前後のI.C.で高速道路を下ります。
    それは、「西那須野塩原I.C.」、「黒磯板室I.C.」、「那須高原SAスマートI.C.」(ETC車限定のI.C.)です。
    ただし、「黒磯板室I.C.」は「那須ガーデンアウトレット」にほぼ直結していますので、午前9時以降の午前中はアウトレット渋滞になる場合もありますので注意が必要です。
    できれば「黒磯板室I.C.」から下りる場合は、夕方か午前9時前に通過するのがよいと思います。

    もちろん、那須I.C.が渋滞していなければ、那須I.C.を利用しても構わないのですが、「那須I.C.の出口が渋滞しているか?」の判断が難しい場合があり、「大丈夫と思って那須I.C.まで来たら、出口で渋滞の列ができていた」ということもあります。
    そんなときは、渋滞の列には並ばずに通り過ぎ、「那須高原SAスマートI.C.」(ETC車限定のI.C.)を利用した方が得策です。
     
  2. 「南ヶ丘牧場」なら、那須街道を通らなくても行けます
    無料で入場できて大人気の「南ヶ丘牧場」に行くなら、那須街道を通って一軒茶屋を目指すルートは超渋滞するので避けた方がよいです。
    オススメは、「黒磯板室I.C」で高速道路を下りて那須高原大橋を渡り、そこから南ヶ丘牧場を目指すルートです。
     
  3. 「那須りんどう湖レイクビュー」に行くなら、那須街道を通らないでもOK
    東京方面から那須街道を通らずに、最短で「那須りんどう湖レイクビュー」ーにアプローチすることができるルートがあります。
    それは、「黒磯板室I.C」で高速道路を下りてりんどう大橋を渡り、そこから那須りんどう湖レイクビューを目指すルートです。
      
  4. 「那須ハイランドパーク」に行くなら、那須街道は避けた方がよいです
    那須ハイランドパーク」に行くのに那須街道を通る必要はありません。
    とっておきのオススメは、「黒磯板室I.C」で高速道路を下りて那須高原大橋に向かい、そこから那須ハイランドパークを目指すルートです。
    帰りは同じルートで逆戻りすれば、渋滞とはほぼ無縁です。
     
  5. 「那須どうぶつ王国」に行くなら、那須I.C.で下りなくても大丈夫です
    那須どうぶつ王国」に行くなら、那須I.Cで下りる必要はありません。
    「那須高原SAスマートI.C.」(ETC車限定のI.C.)で下りて直行するのが最短ルート&スイスイなので、そちらを利用すれば楽々です。
     
  6. 「茶臼岳」や「那須平成の森」に行くなら、那須I.C.よりもいいルートがあります
    「那須高原SAスマートI.C.」(ETC車限定のI.C.)で下りれば、スイスイで快適です。高原らしい美しい景色をゆっくりと楽しみながらドライブして、「茶臼岳」周辺まで悠々と到着することができます。
    手軽にトレッキングが楽しめることで人気の「那須平成の森」に行くにも、同じルートが使えます。
     
  7. ロイヤルロードの渋滞に注意しましょう
    ロイヤルロード(池田~一軒茶屋)は、那須街道(広谷地~一軒茶屋)の方が優先道路でロイヤルロードから合流する側の信号が青になる時間が非常に短いので注意が必要です。
    那須街道は車が流れているのに、ロイヤルロードは大渋滞なんてこともあります。
    しかも、那須ステンドグラス美術館~一軒茶屋の区間は、渋滞しても左右に逃げ道がないので、渋滞にはまると本当にどうしようもありません。
    渋滞する時期は、ロイヤルロードを通るのは避けた方がよいです。
     
  8. 矢板I.C.で降りるという手もあります
    矢板I.C.を降りてすぐ、三つに分かれている進路のうち左端の道を選び、信号を左折して県道30号線に入り、那須方面に向かうという手もあります。
    ナビ任せにすると、矢板I.C.を降りてすぐ、三つに分かれている進路のうち真ん中を選び、そのまま国道4号線に合流して那須方面を目指すことになると思いますが、実は県道30号線の方が途中で東北自動車道の下を通り、真っすぐ北上して那須に入ることができる裏道となります(矢板I.C.~関谷北~戸田~那須高原大橋~広谷地に至るルート)。
    市街地を通らないでのんびり走ることができますし、高速料金も那須I.C.で降りるのと較べると片道400円以上安くなります。
    那須周辺よりかなり手前で国道でもないので、渋滞回避の効果も抜群です。

    蛇足ですが、県道30号線を通るルートは、那須から帰るときにも使えます。
    東北自動車道の上り方面は西那須野I.C.~矢板I.C.~上河内SA近辺がよく渋滞するのですが、県道30号線を通って矢板I.C.を通り過ぎ、そのまま国道4号線に合流して、宇都宮上三川I.C.から北関東道に入り東京方面に向かえば、東北自動車道のひどい渋滞の大部分を回避することができます。
     
  9. 東北自動車道が大渋滞というときは?
    あまりに車の量が多くて、そもそも東北自動車道が数十キロの渋滞というときもたまにあります。
    そんなときは、“東北自動車道を走る時間帯”を選びます。

    ◆行き(東京方面から那須へ向かうとき)
    正午過ぎからの午後の時間帯に高速道路を走るのがオススメです。
    朝早くや午前中は渋滞が激しくても、正午過ぎからの午後の時間帯は比較的空いています。
    それでも、鹿沼I.C.付近から先に渋滞が残っている場合がありますが、そんなときは東北自動車道の栃木都賀JCTから北関東道に入って常磐道方面に向かい、宇都宮上三川I.C.で降りて、国道4号線を行くルートが使えます。

    ◆帰り(那須から東京方面へ向かうとき)
    正午前までの午前の時間帯に高速道路を走るのがオススメです。
    何泊かする場合でも最終日はお土産を購入して帰るだけになってしまうのが少し残念ですが、高速道路は空いているので、渋滞でのストレスはありません。
     
  10. GoogleMapsの経路案内を利用する
    那須観光バーチャルツアーズ」のページにスマートフォンでアクセスし、各施設の観光情報ページに掲載されているGoogleMapsの経路探索を活用すれば、地元の人しか通らないようなルートでの観光ができます。GoogleMapsは渋滞回避の機能もありますので、渋滞している時期でもへっちゃらで観光を楽しめます。
楽しみにしてきた那須観光。
渋滞で無駄に時間を使うことなく、目いっぱい楽しみたいですよねー。
那須を訪れる方々が渋滞を上手く回避して、よい思い出が作れますように願っています。



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